(1)はじめに
漢字(かんじ)は、おとなりの中国(ちゅうごく)で生まれました。紀元
57年、今から2000年ほど前に、日本の国から「お使い」が来た、と「後漢書」
(ごかんじょ)という歴史(れきし)の本に出ています。
そのときの皇帝(こうてい:王さま)は光武帝(こうぶてい)と言いました。
「お使い」のものは、ひもの付いた、金(きん)でつくられた印(いん)をい
ただいて帰(かえ)ったそうです。それには、「漢委奴国王」(「かんのわの
なのこくおう」とよむそうです)と書いてありました(今も残っています)。
おそらく、このころ、漢字が伝(つた)わってきたのでしょう。だから、漢
の文字、すなわち「漢字」というのだと思います。漢の国の文字(もじ)とい
う意味(いみ)です。
金でつくられた印とそれを紙に押(お)したもの
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